不動山毫講では、仏門に入り山岳修行に励む方を当講の「行者」として認定します。
不動山毫講における「行者」とは
真言宗あるいは修験道各宗派などに於いて得度を終え、自ら山岳修行に励むと共に宗教上の教師(宗教行事や祭祀を司り、同行の信徒に対して指導的な立場にあるもの)として御師を補佐し、勤行や宗教儀礼を執り行う者。
不動山毫講の行者になる条件
・当講本尊不動明王をはじめ、当講宗祖弘法大師、また各霊山に祀られる神仏を敬い、弘法大師と日本古来の山岳信仰のみ教えを奉じ、山里を問わず二利双修を誓願すること。
・高野山真言宗或いは真言宗各派、修験道各宗派において得度を終え、僧侶となった者。
(上記以外の宗派の得度は例外として認める場合があります)
・不動山毫講の春夏の公式登拝に五回以上参加した者。
・山岳修行を重ね、勤行等宗教儀礼・教義法式に通じ、宗教上一定の水準と相応の人格を有するもの。
・当講行者として、講員は元より広く社会に貢献することができる者。
上記の条件を満たした者で、御師が相応と認める者を当講「行者」に認定します。
特例として、各霊山で修行された「行者」あるいは相応の宗教上の資格を有する者は、御師の判断で当講行者に認定する場合があります。
また、当人の修行を深めるため、あるいは不動山毫講運営上必要な場合等のために「行者心得」を認定します。
条件は下記の通りです。
・高野山真言宗或いは真言宗各派、修験道各宗派において得度を終え、僧侶となった者。
(上記以外の宗派の得度は例外として認める場合があります)
・不動山毫講の春夏の公式登拝に二回以上参加した者。
他は行者となる条件に準じます。
行者の認定を取り消す場合
不動山毫講の宗教上の禁忌や当講に対して著しい不利益を犯す場合、あるいは公序良俗に照らして不適切な行為があった場合については御師の判断で当講行者の認定を取り消します。
不動山毫講行者の装束・装備
(里の行)
高野山真言宗の装束に準じ、
黒衣(空衣を標準としますが、直綴や素絹等)・如法衣・念珠
※修験各宗派等で得度された方は、各宗派に準じます。
(登拝行)
・曼浄衣、略袈裟(小野塚五条を推奨します)、念珠、金剛杖
あるいは
・白衣、山袴、羽織、略袈裟、念珠、金剛杖
※修験各宗派で得度された方は、各宗派に準じます。
不動山毫講行者の法式等について
基本的には当講が基準としている高野山真言宗の法式や勤行次第に準じます。
他宗派、他派で得度されている場合は、講内での法式等は高野山真言宗に準じますが、それ以外の場合は得度された宗派に従って下さい。
ご注意いただきたいこと
◯ 当講行者は「山伏」「修験者」ではありません。基本的には高野山真言宗あるいは真言宗僧侶として、山岳修行に励む者です。
山伏や修験の道を志す場合には、修験各宗の本山や寺院で修行し、資格を取得して下さい。
(山伏や修験者の方が当講に参加されている場合もありますが、あくまで他寺・他講で修行し、資格を得ている方です)
◯ 当講では、講員の方は宗旨宗派不問ですし、ご自身の信仰を問うことはありませんが、
行者は得度された本山のみ教えや信仰は元より、弘法大師のみ教えと信仰に帰依していただくことになります。
