山岳安全御守 取扱説明書

山と仏が動画で「山岳安全御守」を説明をしています。

1.スペック

登山を始めとする山岳アクティビティでは、雨風にさらされます。
その厳しい環境に耐えられるように作成しています。
布袋を使用した一般的な御守ではなく、雨風に耐えられるようにあえて木札にしています。
紐も、一般的な御守と比較してより強度の強いものを使用しています。

2・使用している木材

高野山大伽藍にある「中門」再建に使われた木材(端材)を使用しています。

高野山大伽藍の「中門」

中門は焼失して以来、長い間再建されてきませんでした。
そこで、平成27年に行われた高野山開創1200年記念大法会の記念事業として再建されました。
再建に使用された木材(桧)は、全て高野山の霊木(高野霊木)で建立されています。
このときに出た端材を使わせていただき、御守にしています。
長い時間をかけて高野山の霊気の中で育ってきた樹木で作られた、神聖な力が宿る御守です。

山と仏が動画で「大伽藍」をご案内しています。

3.名入れ

ご希望される方にはお名前をお入れしています。
墨で書くと擦れて服などに付いてしまうため、工作用塗料で筆書きしています。
(通常の墨書とは異なるため、文字が荒かったり、大きくなってしまっています)
これにより、雨や沢で水に濡れても耐えられるようにしています。

南アルプス仙丈ヶ岳でフィールドテストしました

4.付け方

通常の御守より、紐を長くしています。
ザックを始めとして、いろんなところにお付けいただけるようにしています。
反面、長すぎる場合が考えられます。
長過ぎるようでしたら紐を切るか、半分くらいのところで結び目を作っていただければと思います。
(枝などに引っ掛かる可能性もあります。切っていただく方が安全かと思います。あるいは、ザックの内側など危険ではない場所にお付けください。)

5.緊急連絡先(裏面)

裏面は、万が一の場合に備え、緊急連絡先を書く場所としています。
記入はご自身でお願いします。

どのような筆記用具で書いたら良いか、実験しました。(記入後一晩空けて、水に濡らしたものです)
上記3種類のペンですと、マイネームが一番良かったです。
油性ペンのマッキーですと、滲んで少し布に付着しました。

6.祈願

山と仏山岳安全祈願法会の護摩供にて祈願をしています。
祈願の模様をライブ配信いたします。
ぜひご参列ください。

7.お申し込み

お申し込みは「山と仏BASE」よりお願い致します。

この記事を書いた人

syousetsudou