僧職系登山男子による山道具紹介 袈裟

僧職系登山男子目線で山道具を紹介するシリーズ#1。

「袈裟」です。
元々、僧侶は「三衣一鉢」といって、
3つの種類の衣しか着ることが許されていませんでした。

しかし、流石に寒い地域では、薄い布だけでは命の危険がありますので、
僧侶が着る衣は変化をしていきまして、日本に伝来しています。

お釈迦さまが定めた衣は「袈裟」という形になり、伝えられてきました。
袈裟には様々なものから身を守る力があるとされてきました。
また、田んぼに稲がたくさん実るように、
幸せをたくさん生む不思議な力があると信じられています。

登山においても、様々なリスクから守ってもらうように、
そして、仏さまをより深く感じていただけるようにと、
「山道具」として紹介いたしました。

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syousetsudou